自然採光技術の光ダクトを施工 ―岡田茂吉記念館―

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銀色の部分がアルミ箔。この上に反射板が設置され、光が反射しながら屋根中央部を通って室内に届く(土の棟)

夏の日射しを浴びて、ギボウシやノカンゾウが咲き始めた7月の平安郷。

岡田茂吉記念館の建設現場では、「土の聖地」をイメージして茶色に塗装された340枚の合掌折板が、3つの棟の屋根にすべて取り付けられた。

外廊下にせり出した折板の上には、長さ4mの杉板が整然と敷きつめられ、軒先に広小舞(杉板を押さえる幅広い横木)が取り付けられた。

自然光で快適な空間に

これらの作業と並行して、記念館の大きな特徴となる光ダクトを屋根に設置する工事も開始。光ダクトは、日中に屋外の自然光を室内へ取りこむ技術で、合掌折板の屋根側にアルミ箔を貼りめぐらしてダクトのようにし、トップライトから入る太陽光を反射させて室内へ送る構造となっている。完成後、室内は心地良くも厳かな雰囲気の光に満たされる。
建物外部の仕上げ工事も着々と進んでいる。

反射板IMG_8837

トップライト(採光のために設置される窓)から太陽光が入る

7月中旬に、左官職人が外壁を滑らかにするためにモルタルで下地塗りを行ったのち、平安郷研修センターの外観とほぼ同じベージュ色のアクリル樹脂で仕上げ塗りを始めた。土の棟の2階の一部は、板を少しずつずらして張り重ねる鎧壁で仕上がる。

塗り壁IMG_9188

外壁は、平安郷研修センターに似たデザインで仕上がる

この他、各棟の外廊下に鉄製の手すりが取り付けられた。

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各棟の外廊下に手すりを設置

より美しい桜の花に

苑内では、気温30度を超える中でも暑さに負けじと、個人や団体の奉仕者が次々に訪れている。

7月26~28日にかけて、北陸関西教区の信徒が建設奉仕隊に参加。上の茶屋付近の桜の樹勢を回復させるために、根本にEM活性液や堆肥を入れる土壌改良作業を行った。今後もこうした作業の他、苑内の美化や整備が行われる。

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