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光明新聞一面

2006年6月

病気にならない食生活とは
生命力の溢れた食品を!

現在、日本の国民医療費は年間32兆円。このまま高齢化が進めば、さらに膨張(ぼうちょう)し、社会全体を圧迫することが危惧(きぐ)されています。「病を治す」発想から「病気を未然に防ぐ」考え方への切り替えがますます求められています。
そうした考え方をもつ医師の1人、胃腸内視鏡学の第一人者で、日米各界の著名人を診療してきたアルバートシュタイン医科大学外科の新谷弘実教授は、「病気にならない食生活」(サンマーク出版)を著し、未病の勧めを説いています。

病気の原因は食生活と生活習慣

教授は、長年数多くの患者に食生活と生活習慣に関するアンケートを行った結果、病気の原因のほとんどは食生活と生活習慣にあると指摘。特に、健康のキーワードとして「エンザイム(酵素)」に着目しました。
エンザイムとは、生物の細胞内で作られるタンパク質性の触媒(しょくばい)の総称で、私たちが生きていくために必要な活動にはすべて関与しており、体内で働くエンザイムは5000種以上と言われます。アルコールを分解してくれるのも、消化吸収を助けてくれるのも、エンザイムの働きによります。
エンザイムが消耗(しょうもう)したり、不足したりすると、健康が蝕(むしば)まれます。その原因は、新谷教授によれば、お酒やタバコの常用、大食、食品添加物を含んだ食事、ストレスの多い生活環境、医薬品の使用です。

医薬品の乱用に注意!

例えば、胃酸を抑える胃薬を飲むと、消化酵素を活性化させるペプシンや塩酸が不足し、消化不良を起こします。胃粘膜が収縮し、胃ガンに進むこともありま す。そして、様々な薬の中で、抗ガン剤は、体内に入った時、大量の活性酸素を出し、体内のエンザイムを最も消費してしまうのです。
逆に、エンザイムを豊富に含む食品を食べることが健康につながります。新谷教授は、「最もよいのは、ミネラルをたくさん含んだ肥えた土地で、化学肥料や農薬を使わずに育てられたものを、収穫してすぐに食べることだ」と強調します。

この笑顔が発展の原動力。地上天国の実現に向け、さらなる御用奉仕を誓うタイ国参拝団

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