箱根神仙郷

観山亭

建物の設計・造園を、岡田教祖自らが手がけた。この場所から、大文字焼で知られる明星ガ岳を一望できる

箱根強羅にある神仙郷(敷地面積約3万坪)は、岡田教祖が3聖地の中で初めに造営を手がけた神苑です。

境内には、光明神殿などの宗教関連施設の他、箱根美術館(MOA美術館の姉妹館)と四季折々の美しさを楽しむことのできる苔庭があり、年間を通じて多くの人々が訪れています。

外輪山を借景に入れた景観は、箱根随一と評され、訪れる人の心を癒す空間となっている

箱根美術館は昭和27年に開館。建築物(鉄筋コンクリート3階建て)、内装、展示ケースはすべて岡田教祖の設計です。展示室には多くの窓があり、自然との一体感の中で美術観賞を楽しめます。わが国の“中世のやきもの”に焦点をあてた中世古窯(常滑・瀬戸・越前・信楽・丹波・備前)の力強く重厚な作品を中心に、縄文から江戸時代までの日本古陶磁を常時展観しています。

苔庭の紅葉

苔庭の緑と楓の紅のコントラストが美しい苔庭。紅葉は11月15日前後が見頃

苔庭には、日本全国から集められた様々な苔が植えられています。特に秋には、楓などの紅葉が苔の緑に映える華やかな彩りを見せます。庭内に抹茶席もあり、自然農法産のお抹茶を楽しむこともできます。

箱根神仙郷へのアクセス