めざすもの

[図1] 現実世界と理想世界

[図1] 現実世界と理想世界

新文明をめざして

人類は、物質文明の長期にわたる発展にともなって、宇宙の律法であり、神の意志であり、真理である大自然の法則から徐々に離れてきました。見えないものは信じない唯物主義と、他の迷惑を省みない利己主義(エゴイズム)によって、この法則から遠ざかってきたのです。

人間は、はかり知れない欲望の虜(とりこ)になって、地球生態系の破壊や際限のない紛争など、数知れない不幸な問題をこの世に作り出してしまいました。大自然の法則から逸脱(いつだつ)することによって、現代人の生活に密接に関わる自然環境・健康・農業・医学・教育・芸術・政治・工業等々、あらゆる分野に思いもよらぬ悪影響が現れてしまいました。

それは既に限界に達し、この状態が続けば、地球の生態系は無惨に破壊され、人類は滅亡の運命をたどる以外にありません。

この悲惨な現実に人類を目覚めさせ、解決の方途を示すために、岡田茂吉師(1882~1955) は1935年に世界救世教を創立しました。

その思想の核心をなすものは、唯物主義と利己主義を正し、目に見えない世界の実在を知らせ、人間にも動物にも植物にも生きとし生けるものすべてに霊があり生命(いのち)があることを教え、人類を大自然の法則のもとに立ち返らせ、宇宙の律法・神の意志に適った生活に教導し、真善美・健富和の理想世界を実現することです。

私たちは今、浄霊を取り次ぎ、自然農法を普及し、華道を広め、MOA美術館を中心にした芸術活動に励んでいますが、こうした活動はいずれも岡田師の救世思想に基づく実践的な取り組みに他なりません。

このように、唯物主義を唯心主義に、自己愛を利他愛に変えて、大自然の法則に調和した生活をし、この地上に理想世界のモデルをつくり、真の文明を創造していくこと、これが私たちの使命です。[図1]

本物の「健康」とは

従来、WHO(世界保健機関)は、「健康」を「完全な身体的、心理的及び社会的福祉の状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない」と定義してきたのですが、1998年に開かれたWHO執行理事会において、従来の「健康」の定義に含まれる「身体的、心理的、社会的」良好という3つの指標の他に、「スピリチャル(spiritual)」と「ダイナミック(dynamic)」という新たな指標を加えた改正案が議決されました。

1999年の総会では、実質的な審議が行われないまま議決には至りませんでしたが、注目すべきことは、「spiritual」と「dynamic」という新たな指標がなぜ重要視されるようになってきたかということです。

これは、西洋医学が「身体的(physical)」一辺倒に陥り、また、あまりにも数値化、客観化され過ぎたことと無関係ではないと言われております。「霊性(スピリチャリティー)」を重要視する傾向は、世界的にますます顕著になってくるものと予想されています。
(WHO憲章における「健康」の定義について)

理想実現の具体的な方法

人間は、魂・心・体から成り立っている
世界、家庭、個人

人間の成り立ちをふまえて、魂・霊性・心・身体の各レベルを引き上げる最も効率的な方法は、上図に示した通りです。なお、( )は普及活動の推進母体です。

自分が変われば、世界が変わる
浄霊、芸術、自然農法・自然食・環境浄化

一人ひとりが、自らの魂・霊性・心・身体のレベルアップをはかりながら、それをダイナミックな利他愛の実践を通して家庭から社会、世界へと拡大していくことが、真善美・健富和の理想世界を建設することにつながっていきます。

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