ホーム信徒のページ > 渡辺理事長祭典あいさつ

渡辺理事長祭典あいさつ

2007.04.01

立春祭 渡辺理事長挨拶(要旨)

皆様、御生誕祭、おめでとうございます。
先ほどは、明主様の御生誕のみ祭を執り行わせていただき、教主様よりご浄霊と深く貴いお言葉を賜り、心より感謝申し上げたいと思います。

主神は私たちの両親

主神は私たちの両親 今年は本当に多くの「想念の実践」の体験報告が寄せられ、その中に「教主様のお言葉は明主様からのメッセージ」と書かれてありましたが、まさしくその通 りだと思います。私たちは、より深く明主様の御心をたずね、素直に、謙虚に、教主様のお言葉の研鑽、実践に努めてまいりたいと思います。
私たちは、教主様より「主神は、私どもの両親である」というお言葉をいただきました。また、私たちは、二代様の「たらちねの両親より肉体神よりは霊魂を享 けて人は生れ来る」とのお歌を奉唱させていただきますね。神様は、人間の親よりもはるかに厳しく、同時にこの上なくお優しい親ですが、私たちは、フッと神 様が親であることを忘れることもあると思います。
例えば、厳しい浄化をいただくと、「神様から嫌われ、見放されたんじゃないか」と感じる人もいるようですが、そうじゃない。神様は「自分にどんどん近づいてきてほしい」と願っておられるのです。つまり、愛されればこその浄化なんです。
また、どんな厳しい浄化にも、神様は必ず救いを用意されています。悲しみの裏には喜びを、絶望の裏には希望を、ちゃんと用意されている。そんな神様の親心 を信じ、ネガティブな想いは「想念の実践」を通し、明主様にお委ねし、後は神様が喜ばれることに専念していくことが大切だと思います。
まず、私たちがなすべき、親である神様が喜んでくださることとは、いったい何でしょうか。それは、感謝です。しかし、世の中には、神の恵みによって生かさ れていることを知らず、感謝できない人が多すぎるんですね。少し前の新聞に、給食費を払っているんだから、子供に「いただきます」と言わせるな、と学校に 抗議する母親がいるという記事が載っていましたが、本当になさけない話ですね。「手を合わせることは、憲法で禁じている宗教行為だから」と言う親御さんも いるそうです。もちろん「ごちそうさま」だって言わせないんでしょうね。そんな親を持つ、子供さんの将来と、日本の未来を憂えてしまいます
。私たちは、神様が動植物に与えた「いのち」をいただいて生きています。その神の「いのち」をいただくことに感謝できない人は、自分の「いのち」も他人の 「いのち」も大切にできるはずはありません。そういう人が増えるとどうなるか。その兆候は、新聞やテレビで報道される自殺や親子間の殺人など、常軌を逸し た事件に現れてきていると思います。
ですから、まず私たちが、教主様が仰せになったように、神様がご自分の子供として完成させようとされていることを知り、神様の「いのち」によって私たちの 「いのち」が育まれていることへの感謝を捧げ、神様に喜んでいただくことが、神の子供としてしなければならない一番大切なことだと思います。

生きとし生けるものに

今年一年、私たちは「想念の実践」を通して、神様から分霊を賜っている神の代行者であり、無数のご先祖様の綜合体であるという自覚を深めるとともに、その心をもってあらゆる御神業を進めさせていただいてきました。
また、苦しんでいるご先祖様を認め、言い聞かせ、救世主である明主様に委ね、浄め、救っていただいてまいりました。これは、もちろん、これからも続けてまいりたいと思います。
さらに、強調させていただきたいのが、私たちの喜びとして表れてきている明主様に救っていただいた大勢のご先祖様方のお気持を受け止め、認め、ご先祖様方 とともに私たちが生かされ、育まれ、御用にお使いいただいていることへの感謝を、大神様、明主様に捧げてまいりたいということです。
本日、教主様より賜ったご教導の中に、「喜びや感謝を、明主様と共におられる主神に、勇気をもって委ね、受けとっていただくことが大切である」というお言 葉がありましたね。私は、この教主様のお言葉をいただいてから、「喜びや感謝を、神様にどうやって受け止っていただけばいいのか」ということに思いを巡ら し、私なりの答えを出し、教主様にお伺いさせていただきました。すると、教主様は、「それで結構ですよ」と仰ってくださいましたので、その方法を皆さんに お伝えし、一緒に実践させていただきたいと思います。

渡辺理事長祭典あいさつ 一覧
2007.04.01
立春祭
2007.04.01
御生誕祭
2007.04.01
秋季大祭
2007.04.01
7月度月次祭・祖霊大祭
2007.04.01
地上天国祭

バックナンバー一覧へ