本部エリア鎌倉教会では約30年前から、EM(有用微生物群)の活用が実施されてきました。
教団が地上天国建設の一環としてSDGsに参画するとの発表を機に、改めて資格者、信徒一丸となって、取り組もうと機運が高まっています。
具体的には、教会で出る食品残渣をEM生ごみ処理容器に入れ、EMボカシで発酵させ、有機肥料として畑で活用。宿直者などが使用する寝具には、EMW希釈液を散布し乾燥させており、クリーニングに出すことはほとんどありません。
各部屋の消臭のためにも常時散布しています。洗剤は台所、洗濯ともに界面活性剤入りの合成洗剤は使用していません。米のとぎ汁は、EMで発酵させてお風呂に入れたり、掃除に使用しています。
これらの取り組みは多くの信徒家庭でも実施されています。またさらなる啓蒙のためにEM活用方法の手書きチラシを教会が作成し、信徒に配布しています。
88歳の女性信徒は、「米のとぎ汁EM発酵液をお風呂に入れると、体の芯から温まり肌はツルツル。十年くらい風呂場を掃除しないのに、タイルの壁や天井がピカピカです。排水は環境浄化の一助になるし、SDGsに参画しているという意識が芽生えています」と喜んでいます。