大乗愛を培うSDGs活動 東日本エリア

「誰ひとり取り残さない」というSDGsの誓いは、明主様の「(大乗愛は)人類愛であり、世界愛であり、神の愛である」という御教えに通じます。東日本エリア、さいたま・成増・新宿、各センターの取り組みを報告します。

社会課題の解決願う さいたまセンター

「花による天国化」を願いミニ花づくり(さいたまセンター)

 さいたまセンターでは昨年5月、SDGsチームを発足し、救世信徒として「神を顕す」SDGs活動を行っていく方針です。 スローガンは「幸せあふれる社会をめざし、真心こめて! 祈りを込めて!」です。国内外の社会課題に対し、自分自身の問題として受け止めて取り組むことが大切だと考えています。

具体的な取り組みですが、まずは「SDGs的御教えの学び直し」です。社会の問題と照らし合わせて御教えを理解し、どうするべきかを考えます。 例えば、貧困や暴力、家庭環境などをテーマとした御教え集の作成や勉強会を行い、祈りを通して地域に光を届けます。

次に「芸術を通じた天国化」です。花卉栽培からのミニ花配布活動で「花による天国化運動」を進めます。また信徒さんが描いた聖地の油絵を、地域内の主要スポットに掲示し、御光をお届けします。

続いて「自然農法による健康促進」です。自然食と健康の関係を広めると共に、フードドライブ活動に参画し、貧困問題の取り組みも進めます。

そして「若者世代への救世教育」です。持続可能な社会の実現の担い手となる若者の健全な育成に向き合います。

最後に「世界的な社会課題への祈り」です。我々ができることは、世界の状況を学び、我が事として真剣に祈ることではないでしょうか。

取り組みを学び合う 成増センター

成増センターはSDGs取り組み理念・コンセプト「神在りの霊界で神様が準備されたものと受け止め、私たち一人ひとりが現実の世界問題に対して日常の信仰を通じて、人格を向上させ身の周りの人に良い影響を与えられるようにしていきます」 「あなたは未来に何を残せますか?」 に2021年度より取り組んできました。

SDGsの学び
SDGsの学びを3年計画で進めている(成増センター)

3か年の取り組み計画を立て、昨年度は「SDGsを知る」ということで「NARIMASU SDGsニュース」という新聞で信徒の皆さんに取り組みをより理解してもらいました。

本年度は「自分事として具体的に取り組む」です。 自分の行動を確認するための「SDGsセルフチェックシート」の作成と、自分たちが取り組みをみんなで共有し学ぶ「私たちのSDGs」ボードを設置しました。進め方は、

①2か月ごとに取り組みテーマを決める
②SDGsセルフチェックシートで取り組みを確認する
③意識して取り組んでいることをコメントカードに書く
④コメントカードを「私たちのSDGs」ボードに貼る
⑤取り組んでいることを皆で共有し学ぶです。

4~5月は「食品ロス」をテーマに取り組んでいます。信者さんの取り組をご紹介します。

・感謝の心を持って味わってゆっくり食べる
・買い物時は、冷蔵庫の中身を確認して買う
・野菜の皮、茎など捨てずに工夫して食べる
・賞味 期限の近いものからあえて買う

「ものを大切にする心」を意識したコメントが寄せられました。こうした心はいずれも利他愛の精神につながるものです。6〜7月は「海洋ごみ、マイクロプラスチック」について取り組む予定です。

本年度は「明主様のお考えを発信する=自分事として具体的に取り組む」を目標にしています。常に御教えに求め、御教えに還る。大乗愛を培い、神を顕わす気持で成増SDGsサイクルを皆で回していきます。

帰宅困難者を受け入れ 新宿センター

新宿センターではIZUNOME TOKYO SDGs実践理念を「神を顕す」として、 新宿センターとして何か取り組めないかということで話し合いました。

SDGsチームと浄霊センター長、総代で議論
SDGsチームと浄霊センター長、総代で議論(新宿センター)

2011年の東日本大震災発生当時、人々が路上に溢れ、首都圏での帰宅困難者数は約515万人を数えました。SDGsチームと浄霊センター長、総代で議論により、2009年の「IZUNOME TOKYOビル」の竣工からの願いであった光の拠点として、あらゆる方を受け入れ、また地域の方に愛される神館として、災害時の一時避難所とすることで動き始めました。

新宿区の担当者と打ち合わせ、視察いただき、区との協定書を交わしました。現在、備蓄品の準備と避難所運営マニュアルを作成中です。要介助者も積極的に受け入れるため、SDGsチームのメンバーは防災介助士の資格取得に努める他、医師免許、看護士資格保持者やバイリンガルなど多様なメンバーを募集中です。

誰ひとり取り残さないというSDGsの理念を軸に、「神在り」の真理を信徒一人ひとりが心に留め進んでまいります。ビルの正面に「災害時:避難施設 帰宅困難者一時滞在施設」の看板を設置し、すべての人をこの神館に受け入れていきます。開かれた神館が各地でも許されていきますことを願っています。

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